茅ヶ崎から届いたたくさんの帽子箱。 中からは個性豊かな麦わら帽が次々と出てきます。 どっしりと存在感のある麦にしなやかで軽いラフィア、布のように滑らかなパナマ・・・
そして今年も箱の中からでてきたずっしりと重い、古びて味のある きれいな飴色の木型。以前「これは何か」と尋ねたことがあります。 実はそれは帽子の型で、一枚の生地のように編んだ帽子をその型 にはめて最終的に型を形成するのだとか。 そもそも帽子をつくる工程をまったく理解していなかった私たちに、 サシキさんはゆっくりと丁寧に分かりやすく説明をしてくれました。
デザイナーのサシキさんは凛とした空気が漂う方。Sashikiの帽子からはそんな彼女の丁寧で優しい人柄が感じられます。
こんなにたくさんの麦わら帽、そしてその作り手に接することができる機会はそうはありません。
明日からのSashiki展、皆さま是非お楽しみに！
作家在廊は4/1(金),2(土),3(日)の3日間になります。
d'antan