2011/08/09

余韻



たくさんの宿題があった子供の頃の夏休み。国語や算数、絵日記や自由研究もありましたが、自分自身の思い出深い夏休みの宿題といえば本を読んでその想いを描く”読書感想画”です。パレットの上に好きな絵の具を出し、何色か混ぜて絵の具箱にはない色を作ってみる。丁度いい具合に筆に水を含ませ絵の具をとり、真っ白な画用紙に絵筆をのせる瞬間は楽しくも緊張感があったのを覚えています。
そんな子供の頃に描いた絵のように、好きな色を選び想像を膨らませながらアクセサリーやバッグを作る「PANTALOON」のオーダー会が本日終了しました。5日間の短いイベントでしたが、多くのお客様に足を運んで頂き本当にありがとうございました。冬に想いを馳せ、ニットに合う帽子を選ぶ方。コートを着た時に挿し色になるバッグを探すお客様。皆様の想像する冬のコーディネートが、お話しすることで少しでも形になったのであれば幸せです。今回オーダー頂いたアイテムは11月から年が明けた1月頃に töölö に入荷してきます。”忘れかけた頃に出来上がってきますね”とお客様がおっしゃっていましたが、小さな楽しみは時間が経ってもきっと頭のどこかに忘れずに残っているものです。「PANTALOON」さんからの小さな贈り物を私達も心待ちにしています。

töölö