2013/02/21

春を告げる


まだまだ寒い日が続いていますが、枝先がほんのり紅くなった梅の枝を見つけました。できたばかりの小さな蕾がばっと開くのが待ち遠しい今日この頃です。「春よこい」と歌う我々日本人ですが、春を待ちわびる気持ちは日本の人々も、そして遠くイタリアの地に住む人々もそう変わりありません。厳しい冬を越えて訪れるイタリアの春は咲き誇るミモザの花とともにあります。「ミモザの日」とよぶ、男性から女性に花を贈る習慣がイタリアにはあるようですが、それほど彼らにとってミモザとは春を告げる大切な近しい存在なのでしょう。太陽の光を浴びて風にゆれる黄色い花は、梅や桜の情緒とはまた違う春の美しい景色です。さて春を告げる花が咲く前に、イタリアより「Boboutic」のニットが届きました。ニットの軽い質感、動きのあるシルエットはすぐそこまできている暖かで穏やかな季節を連想させます。是非お店にて少し早めの春をごゆっくりお楽しみください。

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